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輸出された日本産農林水産物・食品の各国・地域における水際検査結果に関するお知らせ

農林水産省から、主な輸出先国・地域(以下「輸出先」といいます。)で最近公表された水際検査結果についてお知らせいたします。 昨今の日本産農林水産物・食品(以下「日本産食品」といいます。)の輸出の増加に伴い、輸出先の水際検査において残留農薬や食品添加物の基準不適合等を理由に通関できない事案が見られます。輸出先の安全規則に適合した食品を輸出することは最も重要な基本原則ですので、輸出の際は御注意くださいますようお願いいたします。 なお、家きん肉や食用殻つき卵等については、日本国内における高病原性鳥インフルエンザ発生のため一部輸出できない国・地域があります。詳細は動物検疫所のHPを御確認ください。 https://www.maff.go.jp/aqs/hou/exkakin3.html

1.中国(日本産食品の違反件数12件、2023年2月) ・日本産食品の違反件数は全156件中12件(参考:1月は全162件中28件)で、国・地域別で違反件数が多かったのは上位からアメリカ(27件)、ロシア(19件)、韓国(15件)。 ・日本の違反12件のうち、5件は広州税関におけるもので、次いで深セン税関で3件。 ・公表されている主な違反理由は、菓子類の「表示不合格」(5件)、酒類の「要求に従った合格証明書類の未提出」(2件)。

中国(日本産食品の違反件数40件、2023年3月) ・日本産食品の違反件数は全177件中40件。国・地域別で違反件数が多かったのは上位から日本(40件)、ベトナム(20件)、アメリカ(17件)。 ・日本の違反40件のうち、21件は大連税関におけるもので、次いで上海税関で8件。 ・公表されている主な違反理由は、調味料・酒類等の「要求に従った(証明書又は)合格証明書類の未提出」(27件)、菓子類の「表示不合格」(7件)。

≪注意≫ ・中国では、10都県(福島、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、長野、新潟)を経由したすべての食品・飼料等(新潟県産精米を除く)について、輸入停止措置が講じられています(10都県以外については農水省HPを参照)。 https://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/sum_ch.pdf

・また、輸出時に必要な書類(産地証明書等)を添付せず輸出し、中国税関において輸入不可とされた事案も発生しています。

・中国向け輸出食品については、中国政府が運営する国際貿易シングルウインドウ(CIFERシステム)に登録が必要ですが、今般同システムに、シングルウインドウの偽サイトに注意するよう、警告が掲載されました。 偽サイトでは料金支払いを求められることがあるようですが、公式サイトでは登録は無料であると記載されています。シングルウインドウ使用時にはご注意ください。 https://update.singlewindow.cn/.../20230427/20230427_02.html

2.台湾(日本産食品の違反件数10件、2023年3月) ・公表された59件(うち容器包装基準違反3件含む)の違反のうち、日本産食品の違反件数は10件。 ・内訳は、残留農薬基準違反9件(いちご中のフロニカミド2件、ピメトロジン1件、フラメトピル1件,クロルフェナピル1件、ピフルブミド1件,スピロテトラマト2件、乾燥とうがらし中のクロルフェナピル1件)、重金属等汚染物質基準違反1件(ホタルイカ中のカドミウム)。

≪注意≫ ・台湾向けいちごについて、フロニカミド、クロルフェナピル等の残留農薬基準違反が頻発しています。輸出に取り組む事業者の皆様におかれては、輸出先の残留農薬基準の確認・遵守をお願いいたします。 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/zannou_kisei.html

3.その他 ○米国(日本産食品の違反件数4件、2023年4月) ・どら焼き(米国規定に準じた製造証明欠如3件)、ハーブ(英語表示の欠如1件)

○韓国(日本産食品の違反件数2件、2023年3月) ・わらび餅(硬さの基準値超過1件)、準チョコレート(乳酸菌数の不適正表示1件)

〇EU(日本産食品の違反件数1件、2023年4月) ・エナジードリンク(英語表示欠如1件) (このほか、子供等への窒息リスクの観点からフルーツゼリーの自主回収1件)

〇タイ(日本産食品の違反件数1件、2023年4月) ・日本産海苔加工品(基準値超過のカドミウム1件) https://pr.moph.go.th/?url=pr/detail/2/02/189384/

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