食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示370号)の器具・容器包装の一部改正について
- 宏郎 田中
- 6月3日
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令和7年5月30日付け内閣府告示第95号で食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示370号)の器具・容器包装『規格試験』一部が改正されました。
今後は審査や監査の際に確認される370号試験の内容については、改正後の試験結果が求められることとなります。なお、下記にある経過措置中は従前の試験結果でも問題ありません。
〇 改正の概要は以下のとおりです
(1) ポジティブリスト制度導入に伴う規格の整理
・一般規格に『総溶出物規格』の新設
・一般規格から過マンガン酸カリウム消費量の削除
・個別規格に過マンガン酸カリウム消費量を追加
・用途別規格の整理(強度試験等の一部削除、移動等)
・溶出規格のうち蒸発残留物及びビスフェノールAに用いる試験溶液並びに
・総溶出物に用いる試験溶液に関する規定の改正
・乳等規格の削除等整理
(2) 一部の試験法を告示から通知へ
(3) おもちゃで引用している試験法の文言等の整理
〇告示日及び適用期日等
告示日:令和7年5月30日
適用期日
◆施行期日
・令和7年6月1日施行
ただし、一般規格の総溶出物規格と材質毎、個別規格の過マンガン酸カリウム消費量については、令和8年6月1日から施行
◆経過措置
今回の告示に関わる改正については、令和9年5月31日まで従前の例によることができる
令和7年5月30日 官報
205~263ページ
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