top of page

米国食品表示 アレルゲンとしてゴマを表記する期日について

米国食品医薬品局(FDA)は12月15日、含有食品に対するラベル表示などを義務づける主要アレルゲンにゴマを追加することをあらためて周知しました( https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-reminds-manufacturers-effective-date-sesame-major-food-allergen)。現在、表示義務のある主要アレルゲンには、牛乳、卵、魚、甲殻類、木の実、ピーナツ、小麦、大豆の8つを指定していますが、2023年1月1日からはゴマが9番目としてラベルの原材料リストに明示する義務が発生することとなります。主要アレルゲンへのゴマの追加は、2021年に決定されました。

なお、FDAは、2023年1月1日以前に既に州をまたいで取引されている食品は、ゴマのアレルゲン表示がないことを理由として棚から撤去したり、ラベルを変更したりする必要はないとしています。よって、2023年1月1日以降も、保存期間によっては、ゴマのアレルゲン表示がない食品が出回る可能性があるため、食品にゴマが含まれているかどうか不明な場合は、製造者に確認する必要があると消費者に対して注意喚起しています。


JETROシカゴHP

 
 
 

最新記事

すべて表示
 HACCP < ISO22000 < FSSC22000…本当にそう?

HACCP < ISO22000 < FSSC22000…本当にそう? 「HACCPはもう古い」「ISOやFSSCの方が上位の仕組みだ」 そんな声を耳にしたことはありませんか? たしかに、必要な仕事量だけで見ればこの並び方は正しいかもしれません。...

 
 
 
食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示370号)の器具・容器包装の一部改正について

令和7年5月30日付け内閣府告示第95号で食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示370号)の器具・容器包装『規格試験』一部が改正されました。 今後は審査や監査の際に確認される370号試験の内容については、改正後の試験結果が求められることとなります。なお、下記にある経...

 
 
 
インドネシア、輸入食品にハラル義務化

2024年10月からインドネシアへ食品を輸出するにはハラル認証を受けていなければならなくなった。インドネシアへの輸出を検討している企業は注意が必要だ。 https://jhba.jp/halal/organ/indonesia/

 
 
 

コメント


bottom of page